面接、緊張しますよね。私もそうでした
転職活動の中で、いちばん気が重いのが面接だと思います。履歴書は時間をかけて直せるけど、面接はその場の一発勝負。私も面接の前日は「転職理由、どう言えばいいんだろう」ってずっと考えていました。
私は病棟看護師から訪問看護ステーションの管理者になって、そこからもう一度病棟(循環器外科)へ戻るという、ちょっと変わった経歴での転職でした。だからこそ「なんで管理者を辞めるの?」と聞かれたらどう答えるか、けっこう悩んだんです。
この記事では、看護師の転職面接でよく聞かれる質問と、私が実際にどう答えたかをそのまま書きます。特に「転職理由の伝え方」は、私なりの整理の仕方が誰かの役に立つんじゃないかと思っています。
看護師の転職面接でよく聞かれる質問
看護師の面接で聞かれることは、実はだいたい決まっています。私が聞かれたもの+定番をまとめるとこんな感じです。
- 志望動機(なぜこの病院・この病棟なのか)
- 転職理由(なぜ前の職場を辞めるのか)
- 前職で学んだこと・経験してきたこと
- 夜勤はできるか
- いつから働けるか
- 最後に何か質問はありますか?(逆質問)
奇をてらった質問はほぼ出ません。逆に言うと、この6つだけは事前に答えを用意しておく価値があります。
志望動機と転職理由は表裏一体です。「前の職場のここが合わなかった→だから次はこういう環境で働きたい→それが御院だった」という一本の線でつながっていると、聞いている側も納得しやすいんですよね。
夜勤可否といつから働けるかは、条件確認なので正直に。できないものを「できます」と言ってしまうと、入職後に自分が苦しくなるだけです。
一番悩む「転職理由」の答え方
嘘をつく必要はない。ただ、不満で終わらせない
転職理由って、本音はだいたいネガティブですよね。人間関係、残業、給料、業務内容。それを面接でそのまま言っていいのか問題。
私の結論は、嘘をつく必要はないけど、不満のまま終わらせず「次にやりたいこと」に変換するです。
私の場合、訪問看護の管理者を辞めた本音はこうでした。
- レセプトなどの事務作業がとにかく辛かった
- 管理業務が増えるほど、患者さんと関わる時間が減っていくのが嫌だった
これ、そのまま言うと「事務が嫌で辞めた人」です。でも一歩進めて考えると、事務が辛かったのは「現場で患者さんと向き合う時間が好きだったから」なんですよね。だから面接ではこう伝えました。
「管理者として運営に携わる中で、自分はやはり現場で患者さんと直接関わることにやりがいを感じると再確認しました。もう一度看護師として患者さんと向き合いたくて転職を決めました」
嘘はひとつもありません。事務作業が辛かったという事実を、「現場に戻りたい」という前向きな形に並べ替えただけ。面接官の反応も悪くなかったです。むしろ管理者経験は評価してもらえた感触がありました。
人間関係が理由の場合の言い換え
本音が人間関係の人、多いと思います。私はたまたま人間関係を理由にせずに済んだ転職でしたが、もし自分がその立場なら、面接で「人間関係が悪くて」とは言わないと思います。面接官には前の職場の事情は分からないので、「この人にも原因があるのかな」と思われたら損なんですよね。
言い換えの例をいくつか。
- 「チームで協力し合える環境で働きたい」→ 連携がうまくいかない職場だった人
- 「教え合う文化のある職場で成長したい」→ 質問しづらい雰囲気で苦しんだ人
- 「腰を据えて長く働ける環境を探している」→ 雰囲気が合わず消耗した人
どれも嘘ではなく、本音の裏返しです。「何が嫌だったか」を「どんな環境なら頑張れるか」に裏返す。これだけで印象がぜんぜん違います。
逆質問は何を聞く?私は「教育体制」を聞きました
面接の最後にほぼ必ずある「何か質問はありますか?」。ここで「特にありません」はもったいないです。働く気があるからこそ出てくる質問を1〜2個用意しておくと、それだけで印象が変わります。
私が聞いたのは教育体制でした。訪問看護から病棟への出戻りで、しかも次は循環器外科。正直、ついていけるか不安だったんです。だから「ブランクのある中途入職者へのフォロー体制はどうなっていますか」という趣旨で質問しました。これは取り繕った質問じゃなくて、本当に知りたかったこと。だから自然に聞けたし、答えを聞いて安心して入職を決められました。
逆質問で好印象なのは、こういう「働く前提」の質問です。
- 教育体制・中途入職者へのフォロー
- 夜勤やオンコールの体制
- 配属予定の病棟の看護体制や雰囲気
逆に、給料や休みの話を面接でいきなり切り出すのは避けたほうが無難です。条件面は転職サイトの担当者経由で確認できるので、面接で聞く必要がないんですよね。
面接の基本マナーはこれだけ押さえれば大丈夫
マナーは正直、減点されない程度で十分です。要点だけ表にします。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 服装 | スーツが無難。なければ襟付き+ジャケットの落ち着いた服装 |
| 持ち物 | 履歴書・職務経歴書の控え、看護師免許のコピー、筆記用具 |
| 到着時間 | 10分前到着が目安。早すぎても先方が困るので5〜10分前 |
マナーで合否が決まることはまずありません。それより転職理由と逆質問の準備に時間を使ったほうがいいです。
面接前に相談できる相手がいる安心感
私はナース専科を使って転職したんですが、面接の前に担当者さんから「何か困っていることはないですか」と連絡をもらいました。私はそのとき特に困りごとはなかったので「大丈夫です」と返しただけなんですけど、緊張しているタイミングで気にかけてもらえるのって、思った以上に心強かったです。
もし「転職理由がうまくまとまらない」「逆質問が思いつかない」という状態だったら、面接前に相談できたわけで。一人で抱え込まずに済む環境があるかどうかは、面接対策として地味に大きいと思います。
私の転職の流れ全体は ナース専科で転職した看護師の体験談【訪問看護管理者→循環器外科への道】 に書いているので、面接以外の部分が気になる人はそちらを。他のサイトとの比較は 看護師におすすめの転職サイト5選【実際に使って転職できた体験談あり】 でまとめています。
まとめ:本音を「次にやりたいこと」に変換すれば大丈夫
面接対策の要点をまとめます。
- 聞かれることはほぼ定番の6つ。事前に答えを用意できる
- 転職理由は嘘をつかなくていい。不満を「次にやりたいこと」に裏返す
- 人間関係が本音でも、「どんな環境なら頑張れるか」に言い換える
- 逆質問は教育体制や夜勤体制など「働く前提」の質問を1〜2個
- マナーは減点されない程度でOK。準備の時間は中身に使う
私は「事務作業が辛い」という本音を「もう一度現場で患者さんと向き合いたい」に変換して、そのまま正直に話しました。緊張しましたけどね。でも本音ベースで作った答えだったから、突っ込まれても揺れなかったんだと思います。
一人で準備するのが不安なら、面接前に相談できるナース専科のようなサイトを使うのも手です。
面接室のドアをノックする直前の、あの心臓の音。あれを乗り越えた先に今の職場があるんだから、緊張も悪くなかったなと今は思えます。


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